三昌製作所について
三昌製作所について
皆さんこんにちは。ここでは、三昌製作所が何を作り、何に役立っているかを紹介します。
何を作ってるの？
当社では、銅をはじめとする金属の板をプレス機で曲げ・打ち抜くことで、当社の主力製品であるベース板、電極端子などを製造しています。
ベース板(左図の右上)とは、厚さが2.5～5mmの板状の製品で、主に部品の放熱板として使われます。金属加工の業界では、柔らかく分厚い銅を加工すると意図せず変形することが多いため、難易度の高い加工となります。
電極端子(左図の右下)とは、厚さが2mm以下の複雑な形状をもつ製品で、主に大きな電力がかかる回路などに使われます。歪みや寸法のズレが許されないため、複雑かつ精度の高い加工が求められます。
製品によっては、プレス機による加工の後にめっき加工、レジスト印刷、樹脂成型が施されます。
ベース板(左図の右上)とは、厚さが2.5～5mmの板状の製品で、主に部品の放熱板として使われます。金属加工の業界では、柔らかく分厚い銅を加工すると意図せず変形することが多いため、難易度の高い加工となります。
電極端子(左図の右下)とは、厚さが2mm以下の複雑な形状をもつ製品で、主に大きな電力がかかる回路などに使われます。歪みや寸法のズレが許されないため、複雑かつ精度の高い加工が求められます。
製品によっては、プレス機による加工の後にめっき加工、レジスト印刷、樹脂成型が施されます。
何に使われるの？
当社の製品は、主にパワー半導体の部品として使われます。パワー半導体とは大きな電流や高い電圧を扱うことができる半導体であり、直流/交流の変換、電圧・周波数を変えるインバータなどに使われます。
例えば、産業ロボットや電気自動車などに使われるモーターでは精度良く駆動させる、風力発電などの再生可能エネルギー発電設備で作った電気を施設や家庭で使えるように調節する役割があります。
パワー半導体は、世界の最重要課題の一つである省エネルギー、ゼロカーボンの実現にとって不可欠な製品と言えるでしょう。
例えば、産業ロボットや電気自動車などに使われるモーターでは精度良く駆動させる、風力発電などの再生可能エネルギー発電設備で作った電気を施設や家庭で使えるように調節する役割があります。
パワー半導体は、世界の最重要課題の一つである省エネルギー、ゼロカーボンの実現にとって不可欠な製品と言えるでしょう。
ベース板や電極端子はパワー半導体のどこに使われるの？
左の図は、パワー半導体の断面を簡単に示したものです。
まず、ベース板はパワー半導体の一番外側に位置します。ベース板の役割は、パワー半導体の素子に電気を流したときに発生する熱を効率良く逃がすことです。熱がパワー半導体の素子にこもってしまうと、熱が素子を傷つけてしまい、故障や事故の恐れがあります。鉄やアルミニウムなどのベース板もありますが、熱を逃がす能力は銅の方が優れているため、大きな電力を必要とする分野では銅のベース板が好まれます。
まず、ベース板はパワー半導体の一番外側に位置します。ベース板の役割は、パワー半導体の素子に電気を流したときに発生する熱を効率良く逃がすことです。熱がパワー半導体の素子にこもってしまうと、熱が素子を傷つけてしまい、故障や事故の恐れがあります。鉄やアルミニウムなどのベース板もありますが、熱を逃がす能力は銅の方が優れているため、大きな電力を必要とする分野では銅のベース板が好まれます。
次に電極端子は、パワー半導体に電気を流す役割があります。電気を送るために、パワー半導体の素子と電極端子との間が金属のワイヤーで橋渡しされます。このワイヤーが電極端子と強くくっつくためには電極端子の表面に汚れや傷などの異常がない高い品質が求められます。また、電極端子は他の部品と接続して使われるため、寸法や角度などの形状にも正確さが求められます。
最後に
これまでのお話の通り、当社では、高いプレス加工技術により、地球環境を改善するために必要不可欠な製品を世に送り届けています。今後はパワー半導体のみならず、様々な分野を狙っています。そのためにも、このページをここまで読んでくださったあなた方のお力を必要としています。
当社へのご応募をお待ちしております。
